MQMA特別セミナーのご案内

会期 2017年4月23日(日)13時30分~16時30分
会場 渋谷サンスカイルーム 4B
東京都渋谷区渋谷1丁目9番8号 朝日生命宮益坂ビル4階
プログラム

▼13時30分〜13時40分 開会の挨拶

▼13時40分~15時10分 特別講演「ブータン人の死生観」
GNH研究所代表幹事・日本GNH学会会長 平山修一氏

ブータンの風景には祈りがよく似合う  静寂と風にはためくダルシン(経文旗)の音
遠くから聞こえる荷運び馬の鈴の音  猛々しいチベットホルンの音に伴って
地表に響き渡るような低音の読経の声のハーモニーが場を包む

多くの先進国が一元的な価値に基づく制度や手法を押し付けようとする中、ブータンは国の積み上げてきた歴史、文化、制度に軸足を置いた開発を行うべきではないかとの考え(GNH:国民総幸福度)の下、国のかじ取りを行っています。今回の講演では講演者が約5年間ブータンで生活し体験したエピソードを軸にして、ブータンの概要並びにブータンの医療事情やブータン人の死生観の紹介を試みようと考えています。
私たち日本人は生活の質を問う事も無く、生活を楽しむすべを徐々に忘れていった気がします。遠く離れたブータンの話を聞きながら、みなさんが日常生活において【幸せを感じながら生きるコツ】を何か一つでも感じ取られることを願っています。

▼15時15分~15時45分 講演1「ブータン訪問の記憶:幸福の本質とは」
株式会社今を生きる人代表取締役・QOLコンサルタント 谷孝祐氏

人間の生きる目的とも言われる幸福ですが、その一つのモデルケースがブータンだと感じます。今まで多くの国々を巡ってきましたが、この場所ほどそれを考えさせられる場所はありません。しかし、当然のことながらそれをそのまま日本に適用することも難しいことです。そのため、単純にこの国を両手放しで賞賛するよりも、学びとなる部分を抽出すると共に両国の比較を通じ、日本の良さを再認識する機会にもしていただければ幸いです。

▼15時45分~16時15分 講演2「ブータン視察の経験:医療国際比較の視点で」
MQMA代表理事・多摩大学医療介護ソリューション研究所所長 真野俊樹氏

幸福の国といわれるブータン、ただし医療関係の情報はあまり多くない。1回の視察で多くを語るのも危険であるが、医療者の視点でブータンについて考えてみたい。

▼16時15分~16時30分 シンポジウム「ブータンを知る」
平山修一氏・谷孝祐氏・真野俊樹氏

参加要領 定員70名
■MQMA会員および多摩大学関係者:2,000円
■一般参加者:3,000円
参加費は当日現金にてお支払いください。領収書を発行いたします。