代表理事挨拶

理事長をしております、多摩大学 研究開発機構 医療・介護ソリューション研究所で所長・教授、また、多摩大学の経営情報学の大学院(いわゆるビジネススクール)で教鞭をとっております、真野と申します。

私自身は医師ですが、米国留学を契機に医療制度が国によってこれほどまでに違うのかということに驚き、医療制度の比較や医療経済の分野の研究者になりました。研究者といっても研究所の所長やビジネススクールの教員ですので、数字を追う研究というよりも実学あるいは実践に重きを置いております。そこで、日本版医療MB賞クオリティクラブ(http://www.jhqc.jp/)といった第三者認証の活動や、DPCマネジメント研究会(http://dpc-management.com/)、日本版介護MB賞研究会、日本ドラッカー学会(http://drucker-ws.org/)といった活動を行っています。

上記の活動をしていく中で、特に医療の質と経営(マネジメント)の質の両方を高めることが、患者さんにとって重要であるとの思いに至りました。そのような視点で見ると、海外ではトヨタ生産方式であるリーンが病院経営に応用されていること、MB賞、JCIやISOなどの第三者認証、BSCなどの経営手法が複合的かつ戦略的に病院経営に取り入れられていることに気が付きました。 日本の医療のレベルは世界有数であり、アベノミクスでその輸出まで叫ばれています。しかし、経営(マネジメント)の質も同時に高めていかなければ、世界有数の地位を守れないかもしれません。 これらの活動は組織に重点を置いたものですが、組織を作っているものは人です。そこで、人の育成についての活動も重要と考えるようになりました。

そのような思いで、この一般社団法人は、年に1回の実践的な研究大会、医療と経営の質を上げていく人材の養成、特に次世代の人材育成を考えていきたいと思っております。 まだヨチヨチ歩きですが、皆様の支援をよろしくお願いします。

2014年10月1日
多摩大学大学院 教授 真野俊樹